スマートフォンの利活用の仕組み
スマートフォンの機能、インターネット接続の仕方、情報収集機能、クラウドサービスとアカウントの関係、Wi-Fi通信と設定方法、ソーシャルメディア、Googleサービス等の基本について、下記テキストで勉強します。
スマートフォンの機能、インターネット接続の仕方、情報収集機能、クラウドサービスとアカウントの関係、Wi-Fi通信と設定方法、ソーシャルメディア、Googleサービス等の基本について、下記テキストで勉強します。
● 基本設定と操作・ホーム画面の見方と整理
● 文字入力・音声入力・メール・電話
● アプリのインストール
● インターネットの仕組み
● LTE通信とWi-Fi無線LAN
5G/4G無線回線とWi-Fi無線回線の関係
高齢者の方から、前月より高額の料金請求を受けたと相談を受けます。これは、5G/4G無線通信回線を利用してビデオ電話、動画、ミュージックのデーター通信を聞いているのが主な原因です。データー通信は、Wi-Fi無線通信を利用して聞く場合は料金が掛かりませんが、5G/4G無線通信回線を利用すると課金されます。
スマートフォンの課金の仕組みを下図(スマホのネット接続と課金の仕組み)に説明します。
1.スマートフォンのネット接続と課金の仕組み
1)スマートフォンは、音声通信とデータ通信を行っています。
2)音声通信は
・電話を言い、5G/4G無線回線を使用し課金されます。課金は固定電話と同じで掛ける方に課金されます。
・Wi-Fi無線回線エリアで電話をしても、5G/4G無線回線を利用する仕組みになっており課金されます。
3)データ通信は、情報収集、ビデオ通話、YouTube、音楽等の通信を言い、課金の仕組みは次の通りです。
・Wi-Fi無線通信を利用すると課金されません。(利用者のデータ通信契約金額の課金対象とならないの意味)
・Wi-Fi無線通信を利用しないと、5G/4G無線回線を利用する事になり課金されます。高額請求の原因は、これが原因と思われます。
・スマートフォンは、Wi-Fi無線通信を優先する仕組みになっています。そのため、スマートフォンがWi-Fi無線通信エリアに入ると自動的にデータ通信は
Wi-Fi通信を利用し課金対象になりません。注:Wi-Fi無線通信(スポット局)のSSIDに設定済みの場合、Wi-Fi設定をオンに設定。
・データ通信は、双方向通信でLINEで写真を送る側も受ける側もデータ通信料が掛ります。これが音声通信との大きな違いです。ビデオ通話や動画を受けと
る側もデータ通信料が掛かりますので、受ける側がWi-Fi通信を利用しているか事前に確認して下さい。
LINEでビデオ通話をした場合、掛けた側と受ける側の両方にビデオ通話のデータ通信費が掛かります。
2.データ通信量1GBの通信時間
LINEのビデオ通話やYouTube等の動画は、チャット(トーク)や音声通話に比べてデータ量が多く、Wi-Fi通信を利用しないとデータ通信料が高額となります。
1GB当たりの通信時間を下記に記載していますので、参考にして下さい。
これらの事から、データ通信をする場合は、Wi-Fiを利用し、受け取る方もWi-Fiを利用しているか配慮して下さい。